嘉手納さんは、「新しい発想の商品をつくり、琉球漆器に触れたことがないお客様に知ってもらいたい。」という思いから、漆塗りのバングルづくりに取り掛かっていた。そのさなかに事業でマーケティングを学び、ターゲットを見据えて3パターンの価格設定と商品構成を再検討。琉球漆器の真髄である木地と技法は変えずに、漆の光沢が美しく見える素地の加工や製作工程に試行錯誤し、Nui、Tsuikinの2ラインを完成させた。九州視察では、商品の見せ方を勉強し、モノづくりと並行して宣伝ツールを制作。
 「つくる過程で、『琉球漆器って何?』が明確になっていきました。何にこだわり、何を伝えたいのかがハッキリしたからこそ、ブレずに商品開発をやり遂げられたのだと思います。」その努力は、つくれば売れる人気へと結実している。

   

沖縄県商工労働部ものづくり振興課 沖縄県工芸製品新ニーズモデル創出事業