「価格と売る場所がおかしい」宮良さんのマーケットとの向き合い方を変えたのは、プレゼンでの審査員の一言だった。当初置いてもらっていたショップだけでは売れなかったストールが、今では県内外のセレクトショップで売れている。価格を8,900円から15,000円に上げたのにもかかわらず、だ。「最初に『15,000円が妥当』と言われた時はわからなかったのですが、実際に原価計算をし、お店の取り分も考慮したらその通りでした。」
使ってほしい人物像やシーンを具体的にイメージし、見合う価格を実現するデザインを考えるように、ものづくりも変化した。つくれるペースを起点に売り方を考えるようになったことで、売り上げは3倍に。難しいと言われる染織で暮らしを立てている。

   

沖縄県商工労働部ものづくり振興課 沖縄県工芸製品新ニーズモデル創出事業